肌フローラで健康美肌❤
こんにちはプルーモです^^
突然ですが「肌フローラ」をご存じですか?
私たちの肌にも多くの菌が生息しており、美容や健康に影響を与えています。
肌のお手入れをがんばっているのに、お肌のトラブルがなかなか改善されないのは、
もしかしたら肌フローラが乱れているのかもしれません。
■肌フローラとは
私たちの肌に生息する菌は、約30種類以上いるといわれています。
肌フローラとは皮膚に潜む生態系の菌で肌のターンオーバーやバリア機能を保つのに重要な役割を持っています。
健やかな肌を保つための大切な菌なのです。
■肌フローラに欠かせない菌の種類
肌フローラを構成する常在菌は、有用菌、有害菌、日和見菌の三種類に分類されます。
①有用菌
肌にとって良い働きをする菌のことで、その代表は「表皮ブドウ球菌」などがあります。
表皮ブドウ球菌は皮脂や汗などをエサに、弱酸性の脂肪酸を作り出します。
この脂肪酸が保湿効果や適切な油分をもたらしてくれるため、うるおいが保たれ
外部からの刺激も保護してくれます。
②有害菌
肌にとって良くない働きをするのある菌です。
主に「黄色ブドウ球菌」があります。
黄色ブドウ球菌はエンテロトキシンという毒素を出し、かゆみや肌荒れ、アトピー性皮膚炎などの
トラブル肌の原因になります。
③日和見菌
環境や条件により、よくもなり悪くもなる性質を持つのが日和見菌。
ニキビの原因と言われる「アクネ桿菌」が日和見菌の代表の一種です。
日和見菌は有用菌が優位なときはその働きを助け、有害菌の繁殖を防いだり
皮脂膜を作って肌を守ってくれる役目をしてくれます。
しかしストレスなどで肌フローラが乱れるとニキビや肌荒れなどの
皮膚トラブルを引き起こすやっかいな存在になります。
アクネ桿菌以外にも脂漏性皮膚炎を起こす「マラセチア菌」や
水虫の原因となる「白癬菌(はくせんきん)」、カンジダ症を起こす「カンジダ菌」
なども日和見菌の一種になります。
■肌フローラを健やかに保つには
一番はスキンケアが重要になります。
①スキンケアで気を付けること
ニキビの時など必要以上に洗ってしまうことがありますが必要な油分まで
洗い流してしまうので必要以上にこすったり殺菌しないことが大切です。
普段のケアで使う化粧品の添加物にも、肌荒れの原因は潜んでいる場合もあるので
肌の保湿をしっかり行いシンプルケアを心掛けましょう。
②スキンケア以外で気を付けること
健康な肌は健康な体から作られます。
バランスの良い食事で腸内環境を整えることや、充分な睡眠と適度な運動で心身の健康を保つことが大切です。
また、紫外線によるダメージは、肌フローラの乱れも引き起こします。
日中の外出などはUVケアを心がけ、日焼け対策も忘れずにおこなってください。
肌フローラを健康な状態を保つために日々の生活やスキンケアを見直し
心身の健康を保ちたいですね^^